2011年02月28日
阪大関連で講演を行いました。
2月4日(金)、大阪大学、産業科学研究所と一般財団法人
大阪大学産業科学研究協会が主催する交流会「産研テクノサロン」が大阪大学中之島センターで開催され、弊社研究開発部部長、吉岡隆嗣が「化粧品原料メーカーにおける研究開発の展望」を約40分講演しました。
内容は以下の通りです。
弊社会社概要と化粧品の研究開発技術の推移を紹介。
これから適用範囲が拡がっていくと思われる植物やバイオ技術を駆使した原料
(1)糖醗酵由来の多価アルコール(ZEMEA(R) SELECT PROPANDOL)
(2)植物性アルコール由来の油性基剤(PARAFOL)
(3)微生物の抽出成分である機能性薬剤(肌荒れ改善剤)(BIOCERA G)
(4)有用植物の抽出物を微生物転換した品質保持剤(防腐剤)(MFP-K)
以上について、基本特性と応用展開について紹介しました。
多くの参加者が化粧品原料開発に興味を持たれて聴講されました。
今後とも、産学連携を強化して参ります。
開催概要
平成22年度第4回産研テクノサロン「新産業の開拓に向けた新たな産学連携」
大阪大学 産業科学研究所では、産業界の方々を対象に講演を中心とした交流会である「産研テクノサロン」を開催しています。
今回は「新産業の開拓に向けた新たな産学連携」をテーマに、研究開発の脱「自前」が進む「オープン・イノベーション」に向けた新分野、異分野間の連携や新たな取り組みについてその方面でご活躍の方々に講演をしていただき、あわせて意見交換・親睦交流会を開催する予定です。
I.講演会(場所 大阪大学中之島センター 7階 講義室3)
13時30-14時10 新たな産学連携に向けて
大阪大学 産学連携推進本部 副本部長 教授 後藤芳一
14時10-14時50 画像情報利用の新分野
大阪大学 産業科学研究所 教授 八木康史
14時50-15時30 化粧品原料メーカーにおける研究開発の展望
岩瀬コスファ株式会社 研究開発部 部長 吉岡隆嗣
15時50-16時30 酸化物を用いたグリーンナノエレクトロニクスデバイス開発
大阪大学 産業科学研究所 教授 田中秀和
16時30-17時10 低炭素社会の実現に向けた新要素技術の開発研究支援システム
大阪大学 名誉教授 小林昭雄
日時 2011年2月4日 (金)
主催 大阪大学 産業科学研究所(産研)、一般財団法人 大阪大学産業科学研究協会
場所 大阪大学中之島センター